TOYOPUC PC3JX-D
PC3JDからの置き換えが可能な後継機種です。
各種機能の充実に加え、パソコンとのUSB接続、バッテリーレスなどより使いやすいCPUとなりました。

1. TOYOPUC PC3JX-Dの特長
1. PC3Jシリーズの後継機種として
PC3JX-DはPC3JDのデータをサポート。
ラダー回路、内蔵の通信機能をそのまま利用することができます。
2. 設備制御のメインPLCとして
設備制御用のメインPLCのCPUとして、PC3JX-Dは安定した
高速制御性能、豊富な制御機能を提供します。見える化(SFC※1、FB※2)、
高機能演算にも対応しました。工作機械の制御機器の老朽更新も
容易に実現。EUのRoHS指令にも適合しています。
3. 主な使いやすさ
- PCwinとの接続がRS-422のシリアルポート(Dサブ15ピン)からUSBに
変更になりました。
プログラムなどの読出し、書込みが短時間で行えます。
- 内蔵通信用の端子台がねじタイプからスクリューレスタイプに変更になりました。
ねじの緩み、締め付け不良がなくなります。
- バッテリーレスになりました。
電池交換の管理が不要となり、交換費用がなくなります。
4. 性能、機能
- 基本命令の処理時間が4分の1になるなど、処理の高速化を実現しました。
- インデックス機能や符号付演算、浮動小数点演算が使用できるように
なりました。(Plus拡張モード時)
2. 性能仕様
仕様 | 従来機種 | 後継機種 | ||
---|---|---|---|---|
PC3JD | PC3JX-D | I/O-328G | ||
型式 | TIC-5642 | TCC-6902 | THK-6905 | |
製品外観 | ![]() |
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|
PCwin※3との接続 | RS-422 | USB | - | |
内蔵リンク | PORT数(オプション付) | 2 | 2 | - |
PC/CMPの4線式での使用 | - | ○ | - | |
種類 | PC/CMP | PC/CMP/SN-I/F/※4 MODBUS/SIO |
- | |
DeviceNet※5マスタ(1ポート) | DLNK-M相当 | DLNK-M2相当 | - | |
プログラム容量 | P1/P2/P3 | 各16K語 | 各16K語 | - |
FB/標準/ユーザライブラリ | 32K語/-/32K語 | 各32K語 | - | |
プログラム言語 | LD | ○ | ○ | - |
SFC/FB | ○ | ○ | - | |
イベントモニタ | ○ | ○ | - | |
処理速度 | 基本命令(最小値) | 0.08μs | 0.021μs | - |
応用命令(最小値) | 0.72μs | 0.08μs | - | |
CPU動作モード | PC3分割/単一/PC2 | ○ | ○ | - |
Plus拡張 | - | ○ | - | |
設備情報メモリ | 448Kbyte | 4Mbyte | - | |
I/O点数 | 1024点 | 1024点 | - | |
割込み 定周期 | - | 4 | - | |
バッテリ | あり | なし | - | |
内蔵I/O |
入力32点(5mA) 出力16点(0.3A) 出力16点(0.05A) |
- |
入力32点(5mA) 出力16点(0.3A) 出力16点(0.05A) |
- ※1 SFC(Sequencial Function Chart)
- ※2 FB(Function Block)
- ※3 PCwin はVer14.9Rev1以上をご使用ください。
- ※4 通信ポートのL2のみ使用可能
- ※5 DeviceNet は Open DeviceNet Vendor Association Inc. の登録商標です。